成功する新ビジネスとはいったいどの様にして生まれるのでしょうか。
私達、システム開発会社(サービス提供会社)にとっても、それは大きな課題であります。
少し、成功しているネットサービスを検証してみますと、SNSのMixiが話題になって、もう随分と経ちます。
無料携帯ゲームが一般化し、アメブロに代表されるブログサービスが普通に利用され、楽天やアマゾンの様な便利なショッピングサイトを無料で何時でも利用できる昨今です。
これらの会社は(物販を除く)、とにかくサービス提供を無料から始め、ユーザーを集めて広告収入を取るというビジネスモデルで、私も利用者ですが1円もその会社には払っていません。(笑)
ユーザーからすると有りがたい話ですが、彼らのビジネスモデルは広告収入であって、初めからユーザー課金するつもりは無く、とにかく無料で人を集めるというのが、目先の目的だったと思われます。
人が集まれば、広告収入が取れる・・→ 無料会員とプレミア会員の機能差を設けユーザー課金を増やす・・
といった感じでしょうか。
私もよく利用する、動画サイトの「ニコニコ動画」は基本無料ですが、有料会員が50万人を超えたらしいです。
500円/月×50万人=2億5000万/月 ++ 広告収入・・・
様は、プラットフォームビジネスですね。人が集まる場を作り上げ、その場で広告を含めたビジネスモデルを展開するという考え方です。
一方で、ユーザーの感覚としては、ネット上のコンテンツは無料が当たり前。という感覚が定着していますので、余程の付加価値がないと、ユーザーからの課金が出来ないのが現状です。
ちなみに、先のニコニコ動画、有料会員は、接続保障です。(笑)
また、最近話題の「Twitter」など・・テスト的な運用から始まり、運用しながらビジネスモデルを考える。
という一見、余裕?とも思われる仕組みもあります。
そう考えていくと、無料での提供から始めて行くわけですから、それがビジネスとして収益を生み、採算という計算が出来るように成るまでには時間がかかります。
また、そもそも、時間を掛けてもユーザーが増えない(話題にならない)という事も多々あるに違い有りません。
となると、ある程度の市場分析・サービス分析・競合分析を行った後は、「やってみる」しかない様に思われます。
しかも、成功するかどうか分からない以上、出来るだけコストをかけず(スモールスタート)、できるだけ短期間でトライし、判断基準を定め、駄目なら止める。そして次・・・・
というトライ・エラー・分析・トライ・・・・をどれだけ繰り返せるかが、こういったサービスの成功条件になってしまう気がします。一見、無策な方法に思われますが、エラーと分析で、どれだけ経験値を積み、ノウハウを蓄積できるかが企業力になると思われます。
ネットサービス業界は、そのビジネスモデルと、スピード感から、そういった繰り返しが極端ではありますが、業界違えど新らしいビジネスが初めから絶対にヒットするという商品・サービスを見つけるのは、非常に困難な事ではないでしょうか。
そして、ある程度の目途が経つと、サービス認知の為の広告コストが必要となってきます。
どんなに素晴らしいサービスでも、コストを掛けた仕掛けが無いと、自然増殖的に話題になると言う事は考えられないという事です。言いければ、ある程度のコストを掛ければ、ある程度の認知は生み出せるとも考えられます。
最後に必要な要素は、開発や販売を担う人間に「熱い思い」や「ワクワク感」があるどうかという、根本的な要素になります。
どんなに素晴らしいサービスでも、売り手に思い入れが無ければ、ユーザーには伝わらないからです。
整理すると、「サービスがすぐれている事」×「スピード感」×「コスト感」×「人間力」の総合力がヒット商品を生み出すのかもしれません。
ちなみにアメブロで有名なサーバーエージェントは、常に「アメーバラボ」という場で、新しいサービスとテストし、いくつも
トライし失敗し、成功サービスを作り上げているようです。
余談ですが、昔、私が居た会社のサービスを使って頂き・・・・「ドロップシッピングサービス」を1億で世に出しましたが、半年で撤退されました。(汗)極端なケースです。
さて、こういったネットサービスは、「出尽くした感」が正直あるのですが、これから5年後・・・どんな新しいサービスが登場し話題になっているか非常に楽しみでもあります。
いやいや、それを自分が手がけられているように・・・・知恵を使いたいです。(笑)
追伸:本文は、私の考え方であり、決して正解ではございません。
著:吉田和広


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